【経験者視点】シェアハウスのメリットとデメリットを解説
こんにちは。カツヒロです。
シェアハウスに住んで1年3ヶ月が経ちました。
今回の記事では「シェアハウスのメリット・デメリット」を記事にします。
この記事を読むと
- シェアハウスを住居の選択肢に加えることができる
- シェアハウスへの抵抗が軽減する
- シェアハウスを選択しない判断ができる
このような効果が得られると思います。
それでは本文をどうぞ。
シェアハウスのメリット・デメリット考察
シェアハウスのメリット
シェアハウスのメリットは以下だと考えます。
- 安い
- 家事負担が少ない
- 生活インフラの個別契約が不要
- 拠点変更に強い
それぞれのメリットの詳細を解説します。
安い
まず、家賃が安いです。
その理由は、シャワー・トイレ・キッチンなど設備を共有していたり、水道光熱費がシェアハウス1棟で共通であるからだと考えます。
そして初期費用も安いです。
3万円から5万円くらいが一般的です。
その理由は、入居、退去の際に鍵交換や修繕などの対応がほぼ不要であるからだと考えます。
さらには、家電・家具もほとんどが用意されているので、自前で用意する費用が軽減されます。
家事負担が少ない
シェアハウスの共用部分は運営側のスタッフさんによって、清掃、メンテナンスされることが多いです。
(住民で持ち回りでするところもあるようですが)
いずれにしても、毎回一人で清掃する必要はないので、家事負担は減ると言っていいでしょう。
生活インフラの個別契約が不要
シェアハウスは、1つの家に複数の人が住む形態なので、水道・ガス・電気・インターネットなどは住民全員で1契約で済みます。
インフラ以外にも、トイレットペーパー、キッチンペーパー、洗剤、石鹸など、生活用品もシェアハウス側で補充してもらえるシステムが一般的だと認識しています。
ですので、契約する手間が減る、定期的に請求書が届く煩わしさがない、生活用品の購入の手間も軽減されるというメリットがあります。
拠点変更に強い
同じ会社のシェアハウスであれば拠点を替える際に費用が掛からないことが多いです。
また、違う会社のシェアハウスに引っ越す場合でも、前述したように初期費用が安くつきます。
ですので、職場などの変化に合わせて、引っ越しし易やすく、移動時間の削減をすることが可能です。
シェアハウスのデメリット
次に、シェアハウスのデメリットについて解説します。
シェアハウスのデメリットは以下だと考えます。
- ルームメイト関連の問題の可能性がある
- 集中できないことがある
- タイムスケジュールが狂うことがある
デメリットに対する具体例と対策を、以下に書いていきます。
ルームメイトの品格が気になる
具体例としては、
- キッチンやトイレを水浸しにしたままにする
- テーブルを汚したまま拭かない
- キッチン用品などを出しっぱなしにしている
- 就寝スペースで電話をする
- 生活音がうるさい
- ルールを守らない(就寝スペースでの食事など)
などがあります。
これらを解決するには以下があると考えます。
- 家賃が高めのシェアハウスを選択する
- 内覧ができるシェアハウスを選択する
- 事前面談があるシェアハウスを選択する
家賃が高めのシェアハウスを選択する
家賃が高めになると、自然とルールやマナーを守る(周りが見えている)入居者が多くなる印象があると知人から聞きました。
(私は家賃安めの1箇所しか住んだことがありませんが)
あくまで印象論なので強くは言えませんが、その一面はあると思います。
家賃が安いと、生活に余裕がない人が住む確率が上がると想像できます。
ルールやマナーを軽視しがちな人は、収入が少なくなるというイメージは拭い去れません。
ですので、家賃が高めのシェアハウスを選択することには、住民の品格の問題が発生する確率を減らす効果があると理解することができます。
内覧ができるシェアハウスを選択する
「家賃が高めのシェアハウスを選択する」と効果は同じです。
事前に内覧した際に、入居者の表情や振る舞いを見ることができるかもしれません。
ただ、内覧時間によっては在宅者が少ないこともあるので、居たらラッキーぐらいに捉えるといいです。
事前面談があるシェアハウスを選択する
運営側が事前面談にて入居の可否を高い基準で判断する場合、問題が発生しづらいと考えます。
ポイントは、運営側の基準です。
運営側の基準を図るには、シェアハウスのホームページを見ることだと考えます。
ホームページを見るポイントとしては以下があります。
- ホームページのスタッフ紹介の写真から運営側の姿勢を想像する
- ホームページの造りから運営側の姿勢を想像する
ホームページを見ることで、会社の思想やスタンスが読み取れます。
利益重視で、ホスピタリティ(入居者への配慮)に欠けそうなイメージがないかチェックできたりします。
ホームページに誤字があったり、ボタンを押しても反応しない箇所が散見される、無機質でテンプレート的な雰囲気がある場合、私なら少し怪しいと判断します。
また、ホームページの質は、人の身なりと同じで、発信元の企業の品格が表れると考えます。
それを見てある程度のあたり(判断)を付けることはオススメです。
その上で、「怪しいな」と思ったことを運営側に質問するといいです。
質問した上で、なお「怪しい」「信用し難い」回答が返ってきた場合、そのシェアハウスを選択する優先度を下げることを検討してもよいと考えます。
そして、信頼しうるできると判断したシェアハウスが、事前面談を行っている場合、入居可否の判断基準も聞いてみることが重要です。
その基準が自分が許容できるルームメイトの基準をどの程度満たしているかによって、そのシェアハウスを選択するか否かを判断すればよいと考えます。
集中できないことがある
具体例としては、
- ルームメイトの生活音(外から帰ってきた)が気になって作業が途切れる
- マナーを守らないルームメイト(具体的には個別スペースでの通話)が気になって作業が途切れる
などがあります。
これらの問題は、個室ではなく、ドミトリータイプ(※1)で発生しやすいです。
※1…大部屋にそれぞれのロフトスペースがあり、入居者間の壁が無い(もしくは薄い)タイプ
これらを解決するには以下があると考えます。
- 個室有りのシェアハウスを選択する
- 個室の壁の厚さを事前確認する(できれば内覧+運営への質問で確認したい)
- 家賃高めのシェアハウスを選択する
個室有りのシェアハウスを選択する
個室だと壁があるので、ドミトリータイプに比べて集中力の問題は発生しづらくなると考えます。
ただ、壁の厚さなど諸条件によって、問題の発生確率は変わるので一概には言えません。
個室の壁の厚さを事前確認する(できれば内覧+運営への質問で確認したい)
「個室有りのシェアハウスを選択する」をさらに強化した対策です。
壁が厚いと、必然的に近隣のルームメイトの雑音が気になる確率は減りますね。
もっといいのは、実際のその個室を内覧させてもらい、自分の五感で確かめることがいいと考えます。
家賃高めのシェアハウスを選択する
「ルームメイトの品格が気になる」に対する対策と同じです。
家賃が高めになると、自然とルールやマナーを守る(周りが見えている)入居者が多くなる理論ですね。
あくまで、「問題発生の確率が下がる」だけなので、必ずしも効果があるわけではないと認識することが大事だと考えます。
タイムスケジュールが狂うことがある
具体的には、
- シャワーを浴びたかったけど他の人が使用していた
- ルーティーン化したい朝方の洗面時間に、他の人が洗面所を使用していた
などがあります。
習慣を大事にしている方にとっては気になる問題ですよね。
それに対する解決策はシンプルに以下だと考えます。
シャワーやトイレなど1人専用設備の数が多いシェアハウスを選ぶこと
設備の数が多いと、使用率が減り、設備が空いている確率が高くなります。
まとめ
いかがでしたか?
シェアハウスは、
「家賃と快適さはトレードオフ(※2)の関係にある」とまとめたいと思います。
※2…何かを得ると、別の何かを失うこと
また、「短めの単身赴任」「長期の出張」「長期の研修による遠征」のように、期間限定で仮拠点が必要な場合や、コストは抑えたいという場合に、シェアハウスのメリットを享受しやすくなるとも考えます。
- 知らない人と一緒に暮らすことに抵抗がある
- 一人の時間が持てなさそう
など、シェアハウスのデメリットに目を向けて、住居の選択肢から真っ先に外す方も多くないと想像します。
その一方で、
- 安い
- 準備が楽
- 拠点移動に強い
などメリットもあります。
それらを踏まえて、住居の検討をするのも有りだと思って今回紹介しました。
参考になれば幸いです。
参考リンク
筆者が住んでいるシェアハウス(関東)
知人から紹介されたシェアハウス(関東中心)
筆者が住みたいと思っているシェアハウス(東京)
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