サハラマラソンの感想
2023年のサハラマラソンに参加しました。
サハラマラソンとは
よくインターネット上でお付き合いさせてもらっているのがサハラマラソンを一緒に走った方々なので、サハラマラソンというキーワードが自分の中では一般用語のように思えてしまい、サハラマラソンを全く知らない方への伝え方に迷います。
私は、まずはWikipediaを紹介するのが王道だと考えています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3
サハラマラソン (Marathon des Sables, MdS, Marathon of the Sands) は、毎年3月下旬から4月上旬にかけて南モロッコの砂漠で開催される約230kmのウルトラマラソン。6ステージ7日間で行われる。
距離は毎年変更され、第1ステージから第3ステージまでが25kmから40kmくらい、第4ステージが70kmから85kmくらい、第5ステージが42.2km、第6ステージが10kmから20kmくらいと、おおよそマラソン5回半分である。通常ステージは12時間以内、最長ステージは34時間以内に走りきらないといけない。
地球上で、最も過酷なレースといわれる。最初のマラソンイベントは1986年に開催された。
ステージレースを中心に世界を旅されているRenaさんの記事を、サハラマラソンを知る上で参考にさせていただいたので、こちらも貼り付けます。
https://note.com/rena_fr/n/necd0430ef928
サハラマラソンに参加する前のイメージとしては、砂漠で暑い中、長距離を小走りして、夜は寒い中、寝袋で寝ることを7日繰り返すというものでした。私はアフリカにも砂漠にも行ったことがなく、砂漠といえば水がなく人が生活はおろか、滞在する場所ではないという認識を持っていました。
実際に行ってみて、アフリカや砂漠に対する印象はどう変わったか?
まず、開催地のモロッコは自分が持っていたアフリカのイメージとは違いました。思っていたより人が多かったです。商店や飲食店も点在し、そこに住んでいる人々の生活を感じました。自分が行ったことのあるアジアの国々と同じような印象を持ちました。おそらく、アフリカの中央部だとそうは思わないのだろうと想像しました(行ったことないですが)
走ってみて(歩いてみて)どう感じたか?
まとめて言うとすれば、気持ちの変動を繰り返したという感じです。
景色が綺麗でこのままずっとここに居たいと思うこともあれば、体調の異変から逃げ出したくなったりと、一貫した感情・体感はなかったと振り返ります。レースは合計で250km(7日間)あるので、砂漠を移動することが仕事や生活のようになっていたと言ってもいいかもしれません。今振り返ると、また体験したいと思えます。
サハラマラソンの体験をおすすめするか?
砂漠に行ってみたい、人工物で景色が遮られない景色を味わいたい、そこで野宿したいという思いがあるのであれば、おすすめします。今、ぱっと思いついたことですが、サハラマラソンの体験は、小学校の頃にした遠足から場所を遠くして、日数と距離を長くしたものと言ってもいいかもしれません。
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